概要

overview

開催趣旨

フェスティバル/トーキョー19

フェスティバル/トーキョー(F/T)は、同時代の舞台芸術の魅力を多角的に発信し、社会における芸術の新たな可能性を追究するフェスティバルです。2009年の開始以来、国内外の先鋭的なアーティストが毎年秋に集結し、演劇、ダンス、音楽、美術、映像等のプログラムを、東京・池袋エリアを拠点に、上演・実施しています。「人と都市から始まる舞台芸術祭」として、都市型フェスティバルの可能性とモデルを更新するべく、挑戦を続けています。

ディレクターズメッセージ

F/T19 からだの速度で

ディレクターズメッセージ

からだの速度というものがあります。

わたしたちはこの数世紀(または遙か古代から)、速さを求めてきました。いかに速く移動するか、いかに早く知るか、いかに早く手に入れるか。その欲望の絶え間ない追求の結果、高速化・効率化が進み、生活が便利になったのは間違いありません。

しかしその一方、ますます加速する世界に対して、からだが悲鳴を上げているのも確かです。この数年にかぎってみても、情報の速度はさらに上がり、つられて感情のレスポンスだけは一瞬で噴き上がるようになったけれど、それに比べて、わたしたちのからだの速度は、おそらくほとんど変わっていません。物理的・物体的なからだには、移動するにも、成長するにも、やっぱりかかる時間があります。

では遅くすればいいのか。そんな単純な話でもないはずです。とくにこの東京という巨大都市で、すべてをスローにしようというのは、それはそれでナンセンスです。そもそもわたしたちのからだの速度も一様ではありません。速いときもあれば遅いときもある。幼いからだもあれば老いたからだもある。そこにさらに、人ではないもの、からだのないものの速度が加わって、無数の速度のバリエーションとグラデーションの共存する複合体として、この巨大都市はある。

パフォーミングアーツは、物体として残る作品をつくるジャンルではないけれど、からだの速度で、からだから生まれてくるものを通して、わたしたちの生を見つめます。つかのまでも、そんなパフォーミングアーツによって、都市を構想できないものか。フェスティバルはそのための時間です。

ディレクター
長島 確・共同ディレクター
河合千佳

開催概要

名称 フェスティバル/トーキョー19
会期 令和元年(2019)年10月5日(土)~11月10日(日)
会場
  • 東京芸術劇場
  • あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
  • シアターグリーン
  • トランパル大塚
  • 豊島区内商店街ほか
プログラム数
  • 主催15プログラム
  • 連携9プログラム
主催
  • フェスティバル/トーキョー実行委員会
  • 豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、
  • 東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)〕
オープニングプログラム主催 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
「トランスフィールド from アジア」共催 国際交流基金アジアセンター
協賛 アサヒグループホールディングス株式会社、株式会社資生堂
後援 外務省、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、J-WAVE 81.3 FM
特別協力 西武池袋本店、東武百貨店池袋店、東武鉄道株式会社、サンシャインシティ、ジュンク堂書店 池袋本店、株式会社ヒューマックスシネマ、理想科学工業株式会社、有限会社アップリンク
協力 東京商工会議所豊島支部、豊島区商店街連合会、豊島区町会連合会、一般社団法人豊島区観光協会、一般社団法人豊島産業協会、公益社団法人豊島法人会、池袋西口商店街連合会、特定非営利活動法人ゼファー池袋まちづくり、ホテルメトロポリタン、ホテル グランドシティ、池袋ホテル会、サンシャインシティプリンスホテル、リソルホテル株式会社
宣伝協力 株式会社ポスターハリス・カンパニー、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
ロゴ画像群

令和元年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(豊島区国際アート・カルチャー都市推進事業)
オープニングプログラムは、「2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」として、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会との主催により開催いたします。

東京文化庁ロゴ  

「トランスフィールド From アジア」共催:国際交流基金アジアセンター

フェスティバル/トーキョー19は東京芸術祭2019の一環として開催いたします。

 

フェスティバルトーキョー19は東アジア文化都市2019豊島と連携して開催いたします。

フェスティバル/トーキョー19は日本・ポーランド国交樹立100周年記念事業に参加しています。

フェスティバル/トーキョー
実行委員会

顧問 野村 萬(公社) 日本芸能実演家団体協議会会長
能楽師
名誉実行委員長 高野之夫豊島区長
実行委員長 福地茂雄(公財)新国立劇場運営財団 顧問
アサヒビール株式会社 社友
副実行委員長 市村作知雄NPO 法人アートネットワーク・ジャパン 顧問
藤田 力豊島区文化商工部長
東澤 昭(公財)としま未来文化財団 常務理事/事務局長
委員 元規(公社)企業メセナ協議会 理事長
花王株式会社 顧問
熊倉純子東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授
近藤佳代子アサヒグループホールディングス株式会社CSR部門 サステナビリティ部門 ゼネラルマネジャー
鈴木正美東京商工会議所豊島支部 会長
永井多恵子公益財団法人せたがや文化財団 理事長
渡邉圭介豊島区文化商工部文化デザイン課長
岸 正人(公財)としま未来文化財団 劇場運営課長
蓮池奈緒子(公財)としま未来文化財団 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)支配人
米原晶子NPO法人アートネットワーク・ジャパン 理事長
長島 確フェスティバル/トーキョー ディレクター
河合千佳フェスティバル/トーキョー 共同ディレクター
葦原円花フェスティバル/トーキョー 事務局長
監事 能登絹代豊島区総務部総務課長
法務アドバイザー 福井健策、北澤尚登(骨董通り法律事務所)

フェスティバル/トーキョー
実行委員会事務局

ディレクター 長島 確
共同ディレクター 河合千佳
事務局長 葦原円花
制作 荒川真由子、松宮俊文、武田侑子、新井稚菜、岡崎由実子、神永真美、平田幸来、藤井友理、長田崇史、四宮章吾、山縣昌雄、岩間麻衣子、TASKO.inc(小森あや、加藤夏帆)
制作アシスタント 森川清成、金井美希、松波春奈、鈴木千尋
広報チーフ 小倉明紀子
広報 神永真美、岡崎由実子、細川浩伸、植田あす美
票券チーフ 武井和美
票券アシスタント 河野 遥
渉外 吉田幸恵
経理 堤 久美子、株式会社countroom(五藤 真、中山恭一、信國輝彦)
総務 米原晶子、藤島麻希
技術監督 寅川英司
技術監督アシスタント 横川 奈保子
照明コーディネイト 木下尚己(株式会社ファクター)
音響コーディネート 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ)
アートディレクション 髙田 唯(Allright Graphics)
デザイン 山田智美、齊藤拓実(Allright Graphics)
デザインコーディネーター 北條 舞(Allright Graphics)
イラスト 芳賀あきな
PR動画、音楽 東郷清丸(Allright Music)
PR動画  ダイノサトウ
ウェブサイト 相澤 俊(株式会社Mtame)
海外広報・翻訳 ウィリアム・アンドリューズ
コピーライティング  鈴木理映子
中国プログラム・キュレーター 小山ひとみ

主催者挨拶

 本年も、フェスティバル/トーキョー(F/T)という日本最大級の国際的舞台芸術の祭典を、豊島区で開催できることに心から喜びを感じております。

 現在、豊島区は「東アジア文化都市2019豊島」として、中国の西安市、韓国の仁川広域市と共に、文化芸術を通じた交流を進めております。その柱は「マンガ・アニメ」「祭事・芸能」そしてF/Tに代表される「舞台芸術」です。さらに本年11月には新しくHareza池袋に豊島区立芸術文化劇場(愛称「東京建物 Brillia HALL」)がオープンし、国際アート・カルチャー都市づくりが加速してまいります。「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」としてますます磨きがかかる豊島区にぜひご期待ください。

 最後になりましたが、開催にあたり、ご尽力、ご協力いただいた、関係者の皆様、地元の商店街、企業、団体の皆様に衷心より御礼申し上げます。

フェスティバル/トーキョー名誉実行委員長
豊島区長 高野之夫

 F/Tは2009年のスタートから、過去11回において305作品を上演し、併せて69万人を超える観客、参加者の皆さまにお集まりいただきました。

 12回目となるF/T19では、アジアの舞台芸術シーンを牽引するアーティストや日本との国交100周年を迎えるポーランドの若手アーティストとの国際共同製作に加え、国内・海外の様々なアーティストの作品を紹介いたします。また、オープニングプログラムを豊島区内の3つのエリアの商店街で展開し、より地域の皆さまとの協働をはかって参ります。

 このフェスティバルの開催を通じて、日本博、東アジア文化都市2019豊島、東京芸術祭といった大きな枠組みとも連携しながら、東京から新しい価値を世界に向けて創造・発信するとともに、地域や国境を超えた国際的な文化交流に貢献することを目指して精進してまいります。

 開催にあたり、文化庁、国際交流基金アジアセンター、ポーランド芸術祭2019、ご協賛企業ならびに地域の各団体をはじめ、多大なご支援・ご協力をお寄せくださっている皆様にこの場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

フェスティバル/トーキョー実行委員長
公益財団法人新国立劇場運営財団 顧問、アサヒビール株式会社 社友 福地茂雄

 フェスティバル/トーキョーは、今年も東京芸術祭の一環として開催いたします。

 東京芸術祭2019は本年のテーマとして「出会う。変わる。世界。」を掲げております。昨今、人間はAIやロボットに支配されてしまうのかというような議論もありますが、人間にとって大切なもの、本来の人間性や感性、文化や芸術は決してAIやアルゴリズムで支配できるものではないでしょう。ここ東京に世界のさまざまな舞台芸術が集い、人と人とが出会い、互いの感性を刺激しあうことで、多様で豊饒な文化をはぐくむ場となれば幸いです。

 舞台芸術の多様な表現を発信する秋の東京に、ぜひご来場ください。

東京芸術祭実行委員会
実行委員長  近藤誠一

アーカイブ