>   > 舞台美術家という名の「コミュニケーションデザイナー」は、 都市を変えられるのか? ─セノ派 インタビュー
2019/08/15

舞台美術家という名の「コミュニケーションデザイナー」は、 都市を変えられるのか? ─セノ派 インタビュー

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(インタビュー・文:もてスリム 撮影:鈴木渉)

フェスティバル/トーキョー19(以下、F/T)のオープニングプログラムを飾るのは、今回のために結成された「セノ派」なる舞台美術家コレクティブ。彼/彼女らは劇場ではなく複数の商店街を活用し「移動祝祭商店街」と題されたパフォーマンスを披露するという。なぜ舞台美術家がオープニングに起用されたのか? なぜ彼/彼女らは劇場ではなく「商店街」を選んだのか? そもそもセノ派とは何なのか? セノ派を構成する4名の舞台美術家とF/Tディレクターを務める長島確に話を聞いた。

 


F/Tを再定義するための「セノ派」

 

──なぜ今回「セノ派」がオープニングを担当することになったんでしょうか? 芸術祭のオープニングを「舞台美術家コレクティブ」が手掛けることは珍しいですし、そのために新たなコレクティブがつくられるというのも新鮮です。

 

長島確(以下、長島) もちろん有名な作家を連れてくるという考え方もあったんですが、違う発想でF/Tを組み立てたかったんです。フェスティバルとしても街とどう関係を結んでいくかが重要だと思っていましたし、F/Tも「まちなかパフォーマンスシリーズ」のように劇場ではないところで作品も発表してきたので、どうすればそこからもう一歩踏み出せるのかなと。そのころ杉山さんの開いている舞台美術の勉強会に参加したりお仕事をご一緒したりするなかで、杉山さんと組んで何かできないかと考えるようになりました。

 

杉山至(以下、杉山) 日生劇場のオペラの現場でご一緒したんですよね。ぼくは確さんがF/Tを──「フェスティバル」と、「東京」を──新たに定義したいとおっしゃっていたのが面白かったんです。都市と祝祭はルネッサンスのころから大きなテーマですし、そこには舞台美術家が必ず関わっていた。だからぼくとしてもぜひ関わらせてくださいと。

 

長島 昔のヨーロッパを見ると、舞台美術の考え方や演劇が劇場というより都市、しかも建物や土地だけじゃなくそこに住んでいる人やコミュニティと結びついているんだと杉山さんがおっしゃっていて。ぼくもF/Tでパフォーミングアーツを通して都市にどんなアプローチができるのか、ある種の“都市計画”みたいなものを考えられないかと思っていたので、杉山さんとチャレンジしてみたかったんです。

 

杉山 それで確さんと話していたときに、ぼくだけでプランを考えると閉じるからチームにしたほうがいいという話になって。そこでぼくが知っている人のなかから、劇場だけじゃなくて地域や海外とかかわったりファインアートの文脈でも作品をつくっている人に声をかけました。中村さんは〈範宙遊泳〉の公演でインドに行っていたし、坂本くんはアフリカでも活動したり海外から来たアーティストを受け入れて交流したり。佐々木さんは〈快快〉というチームで狭義の演劇を超えて不思議なことをいろいろやっていた。


ユニティではなく、コレクティブ

 

──セノ派は杉山さん、中村さん、坂本さん、佐々木さんとそれぞれバックグラウンドもキャリアも異なる4名の舞台美術家から構成されていますよね。いつごろいまの体制が決まったんでしょうか。

 

杉山 声をかけたのは今年の3月くらいですね。

 

佐々木文美(以下、佐々木) 声かけられた日に「今日打ち合わせだよ」って言われて、ウケるって思って(笑)

 

坂本遼(以下、坂本) 何をやるのかぜんぜんわからなかった(笑)。とりあえずミーティングに来たら大学のゼミみたいな勉強会が始まって。

 

中村友美(以下、中村) でも、美術家が集まってパフォーマンスを考えることなんてまずなかったから、面白そうだなと思いましたね。

 

杉山 ただ、このメンバーで固定というわけではなくて、今後増えても減ってもいいと思ってます。今回はトップの人が下の人を動かすような形ではなく動ける人たちを考えてこのメンバーになりました。だから、今回もぼくがしたいことを伝えたんだけど誰もそのとおりにしてくれなくて(笑)。それがすごくよかったし、ユニティではなくコレクティブであることの面白さなんだなと。

 

──「セノ派」という名前はどなたがつけられたんですか?

 

長島 みんなでいろいろな案を出したんですが、セノ派はぼくの出した案ですね。杉山さんは「セノグラフィ(scenography)」[編注:英語で「舞台美術」の意]が大事だと言いつづけているので、その要素は入れなきゃいけないと思っていました。

 

杉山 セノグラフィって言葉を広めるのがぼくの使命だと思ってますから(笑)。

 

長島 セノ(sceno)が表すシーン(scene)って舞台だけじゃなくて場面や景、現場みたいな意味合いもあるのが面白いですよね。それと固定した枠組みというよりは傾向みたいなもののほうがいいと思っていたので、「派」をつけました。結果的に、フェスティバルとしてもうれしい形になったと思っています。東京は複合的な場所ですから、その面白さに応答するためにはフェスティバル側も複合的である必要がある。それで舞台美術家のコレクティブというこれまで聞いたことがないものが生まれたんです。

 

商店街は「道」であり「街」

 

──今回のプログラムは「移動祝祭商店街」と名付けられていますが、このプログラムはどのように決まっていったんでしょうか。

 

佐々木 最初のほうは至さんの講義みたいな感じで。

杉山 「道の芸能と広場の芸術」というテーマで、日本の芸能のあり方とヨーロッパのパフォーミングアーツの土壌の違いについて最初は話していました。F/Tを再定義するにあたって、まずは広場を中心として都市がつくられるヨーロッパから来た「フェスティバル」という概念と、道行きの芸能やお祭り、練り歩きみたいな日本の芸能を理解しなければと。こうした日本なりのパフォーミングアーツと都市をどう組み合わせるか考えるなかで、「商店街」というキーワードが出てきたんです。

長島 ヨーロッパは「広場」をパブリックスペースとしているのに対し、日本は「道」を中心にしている。まず道があり、そこに市(場)ができて街のコアになる。商店街って英語だとshopping streetだけど、日本語だと「街」が含まれているわけで、商店街を「街」と捉えると面白いなと。

──そうした「商店街」が今回は「移動祝祭」的なものになる、と。

杉山 日本のお祭りを考えると、神輿とか山車とか日本では何でもポータブルにしちゃうのが面白くて。

長島 移動祝祭商店街っていうのは、アーネスト・ヘミングウェイの『移動祝祭日』が元ネタにもなってます。彼は若いころ過ごしたパリを一生ついてくる移動祝祭日みたいなものだと言っていて、商店街もそういうふうに一生ついてきたら面白いんじゃないかなと思ったんですよね。

 

杉山 とはいえ何をやるかはまだそこまで決まっていないんですけどね(笑)。豊島区の3つの商店街からそれぞれパフォーマンスを行ないながら練り歩き、最後に大塚駅前の広場に集合します。ぼく以外のメンバーがひとつずつ商店街を担当して、ぼくは全体を取りまとめるようなイメージです。3人にはアーティスト・イン・レジデンスのような形で2週間から1カ月くらいそれぞれの商店街に住んでもらって、いろいろな人たちとコラボレーションしながらアイデアを育てていってほしいと思っています。


三者三様の新たな商店街

 

──3人がそれぞれひとつずつ商店街を担当されるわけですね。もうどんなものをつくるか決まってらっしゃるんですか?

 

坂本 ぼくの担当するエリアはすごく静かで、眠たくなるんですよね(笑)。だから眠りをテーマにしようと思っていて。静かな商店街にいわゆる「お祭り」みたいに元気なものを入れてもピンとこないので、静かな方向でいこうかなと。

 

長島 坂本さんは“お宝”が眠ってるかもしれないとも言ってましたよね。面白いことを考えている商店街の方々も多くて、商店街の可能性を再発見できるかもしれない。

 

中村 わたしは移動をテーマにしようかと思っています。物流も商店街の要素のひとつなので、都市のなかの移動に着目できたらと。わたしが担当する商店街はふだんから通るところでもあるんですが、じつは個人的にも商店街には思い入れがあって。上京するときに親から商店街の近くに住めと言われて、それ以降引っ越しても商店街の近くに住みつづけてるんですよね。いま思うと商店街にはそのなかに関係性があって人とつながれる場所だから勧められていたんだと思うんですが、そういう場所に舞台美術の仕事でかかわるのはすごく新鮮です。

 

杉山 面白いね。ぼくは逆に「三丁目の住人」で、いつも住む場所が三丁目なんですよ。

佐々木 そう決めてるんですか?

杉山 いや、たまたま三丁目になっちゃうの。だいたい一丁目に商店街があって、三丁目は外れのほうになる。だから外から来る人が入りやすかったりするんだよね。中村さんは一丁目の人だね。

中村 たしかに一丁目のことが多かったかも。

佐々木 みんなの話を聞いていて、わたしは商店街偏差値低いなと思った(笑)。うちは育った場所に電車も通ってないし中心がなかったから、商店街にもっとかかわりをもって味わえたらいいなと。わたしは今回の作品のできあがりが「舞台美術」であってほしいという思いもあって、風景の一部をこそ泥するというテーマを考えてます。舞台美術ってプランを考えるときにこの街をどう切り取るか考えたりするから、街に出て切り取られた部分があったら切り取ったことが事実になるなとか。

 

関係性を再発見するセノグラフィ

 

──これまで見たことない「商店街」が見られそうですね。このプロジェクトを通じて、舞台美術家の新たな可能性も見えてきそうです。

杉山 ルネッサンスのころの舞台美術家って、都市計画も建築も手掛けていたんですよね。それ以外に王様の結婚式をつくり上げたり軍事要塞もつくったり。「セノグラフィ(scenography)」のなかに「ステージ(stage)」という言葉がないように、舞台美術家は舞台に限らず人の関係性をつくる「コミュニケーションデザイン」を担う職業だったわけです。だからこそ、こういったプロジェクトで街を巻き込んでいけると面白いですね。

──劇場ではなく積極的に街を巻き込んでいくような「移動祝祭商店街」がオープニングプログラムに位置づけられているのは、ある種F/Tの意思表明みたいなものでもあるんでしょうか。

長島 さまざまなアートプロジェクトに携わるなかで、劇場で使っている技術がほかの場所でも使えるなと考えるようになったんです。だからどんどん劇場の外に出ていけばいいと思うし、それによって劇場でこそできることも見えてくる。劇場を捨てるわけじゃなくて、劇場を強烈に再発見することにもつながる試みでもあると思っています。だからこそ劇場を飛び出して街の人々と出会いながらつくっていけるといいですね。

──ほかのプログラムの前提にもそうした意識があるわけですね。

長島 そうですね。F/Tを通じて「フェスティバル」と「東京」を再発見、再定義するためには、いわゆるアートフェスティバルのフォーマットを継承して演目だけ入れ替えていても仕方がないですから。各都市や各地方の芸術祭がすばらしい発見をしているいっぽうで、東京という本当に大きな都市のフェスでなにができるのか考えたいんです。東京はもっぱら「消費」の場所だと言われることも多くて、たしかにそれは事実かもしれないんですが、都市でこそできるものもあるし都市で生まれているものだってある。東京で行なうフェスティバルとしてはそれを丁寧に拾っていきたいですね。その意識はすべてのプログラムに染み込んでいますし、「移動祝祭商店街」が象徴的に担ってくれたらいいなと思っています。

 

新しい「パブリック」をつくっていくために

 

──セノ派のみなさんはオープニングに向けてどんなことを考えていらっしゃるんでしょうか。

杉山 1万人くらい集めなきゃいけないみたいなので、不安はありますけどね。われわれはネームバリューないですから(笑)。でも、せっかくの機会だし、ぼく自身としてもこれまで考えてきたことを「移動祝祭商店街」を通じて表現することで、劇場空間だけじゃなく街の発想を少しでも変えられたらと。本来「パブリック」というのは与えられるものじゃなくて人々が集まってつくるもので、「商店街」はその最小単位だと思うんです。日本の公共空間は「こうだったらいいな」という思い込みで“官”がつくってきたもので、じつは劇場設計もほとんど建売だったんですよね。演出家や舞台美術家の意見が吸いあげられずなんとなくつくられていたものも多くて、だからいざ使おうとすると機能しにくいものも多かった。

長島 それは笑えない話だなあ……。

 

杉山 だから、住む人たちが住みよい街を自分たちでつくっていけるようにしたいですね。消費するだけではコミュニケーションが生まれる街はつくれないということを、改めてぼくたちは発見する必要がある。

──ほかのみなさんはいかがですか?

坂本 いままでになかった取り組みなので楽しみです。いまセノ派はこの4人ですけど、舞台美術家じゃない人が入ってきてもいいと思うし、これだったら俺も面白いことできるなみたいに思ってくれる人が増えてくれるのが一番いいですね。

杉山 巻き込んでやっていけると面白いよね。

佐々木 意気込みとしては、わたしは舞台美術というものに希望をもっているんです。人が集合してみんなで同じようなものを想像するっていうのは、重要な運動だと思う。大災害が起きたり絶望的な状況になったりしたときに、いい景色を思い浮かべられたらそこで遊べるし新しい空間が生まれる。だから今回は劇場にあまり来たことない人にも舞台美術の効能を味わわせるチャンスだと思うので、がんばるぞって思ってます。

中村 わたしは被災した経験があるんですけど、いろいろダメになった場所に仮設の空間が生まれて、以前と変わらず祭りが行なわれたりいろいろな人が来て演劇をやってくれたりしたのがきっかけで舞台美術に興味をもったんです。たとえ一回ダメになったとしても新たなものを流し込んでくれる力が舞台美術やパフォーミングアーツにはある。仮設的に何かが立ち上がっていくこと、仮設だけど記憶に残ること。そういうことを時間が経ってかつての勢いを失いつつある商店街で新たに立ち上げていけたらいいなと思っています。

杉山 たしかに舞台美術って、夢というか幻を見せられるものだよね。それはつかの間の都市計画ともいえるかもしれない。こう変われるしこういう未来に向かえると思わせることが、舞台美術の力だと思います。今回はオープニングプログラムですが、これで終わらず、「移動祝祭商店街」を入り口としてセノ派としても活動を継続していきたいですね。

 


●オープニングプログラムは、「2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ事業」として、文化庁独立行政法人日本芸術文化振興会との主催により開催いたします。




セノ派(舞台美術家コレクティブ)

舞台美術家として活躍する杉山至、坂本遼、佐々木文美、中村友美により、F/T19のオープニング企画を機に結成されたコレクティブ。戯曲や俳優、演出を前提にするのではない、舞台美術を起点とした場面、情景の創造にかかわるプロジェクトに取り組む。「セノ」とは、場面や情景、舞台美術を表す「セノグラフィー」に由来する。

杉山至

舞台美術家 国際基督教大学在学中より劇団青年団に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリアで研修。演劇から、ダンス、ミュージカル、オペラまで、ジャンルを問わず幅広く活躍、舞台美術ワークショップや劇場のリノベーションも手がけている。カイロ国際演劇祭ベストセノグラフィーアワード2006、読売演劇大賞最優秀スタッフ賞(14)受賞。

坂本遼

舞台美術家 1984年神奈川県生まれ。國學院大學文学部哲学科美学専修卒業。2009年から舞台美術研究工房・六尺堂にて舞台美術をはじめる。mrs.fictions、世田谷シルク、ガレキの太鼓、劇団競泳水着、シンクロ少女など様々な劇団の舞台美術を担当。東京の小劇場を中心とした演劇の舞台美術をデザインから製作まで行い、映画美術やインテリアも手がける。2017年より東アフリカのルワンダ共和国にて行われるUbumuntu Arts Festivalにセットデザイナーとして参加。2018年にはゴリラネーミングセレモニー(Kwita Izina)の会場デザインにも関わる。

佐々木文美

舞台美術家 1983年鹿児島県生まれ。多摩美術大学 映像演劇学科卒業。FAIFAIメンバー。FAIFAIの舞台美術担当として、演劇、ダンス、コンサート、展示など様々な企画に参加し、他団体の舞台美術も手がける。近年の参加作品として、F/T17まちなかパフォーマンスシリーズ 快快「GORILLA ~人間とは何か~」、2018年AAF戯曲賞受賞記念公演「シティIII」等。建築家の岡真由美と日曜大工チーム"sundiy"としても活動。ホームパーティーをするのが好き。

中村友美

舞台美術家 新潟県生まれ。桜美林大学総合文化学群卒業。在学中に舞台美術を学ぶ。現在フリーの舞台美術家として活動。範宙遊泳、Q、Baobab、鳥公園、アマヤドリ等の美術に参加。くすのき荘(かみいけ木賃文化ネットワーク)メンバー、NPO法人S.A.I.理事。F/Tでは2014年『羅生門/藪の中』2015年ゾンビオペラ『死の舞踏』、2017年『Tokyo Toki Saru(トキトキサル)』『パレスチナ、イヤーゼロ』に美術コーディネーターとして参加。

長島 確

 立教大学卒。字幕オペレーター、上演台本の翻訳者として演劇に関わる。その後、日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家や振付家の作品に参加。東京藝術大学音楽環境創造科特別招聘教授。

もてスリム

1989年、東京生まれ。おとめ座。編集者。 トーチwebでシリーズエッセイ『ホームフル・ドリフティング』連載中。

インタビュー・文:もてスリム 撮影:鈴木渉

移動祝祭商店街

パフォーマンスデザイン セノ派
  杉山至、坂本遼、佐々木文美、中村友美
日程 10/5 (Sat) – 10/6 (Sun)
第1部 みちゆき 10/5 (Sat) – 10/6 (Sun)
第2部 まちまち 10/5 (Sat) 15:00 10/6 (Sun) 15:00
会場 第1部 みちゆき 豊島区内商店街(池袋本町エリア、大塚エリア、南長崎エリア)
第2部 まちまち トランパル大塚


国際舞台芸術祭 フェスティバル/トーキョー19

名称 フェスティバル/トーキョー19 Festival/Tokyo 2019
会期 令和元年(2019年)10月5日(土)~11月10日(日)37日間(予定)
会場 東京芸術劇場、あうるすぽっと、シアターグリーンほか


概要

フェスティバル/トーキョー(以下F/T)は、2009年の開始以来、東京・日本を代表する国際舞台芸術祭として、新しい価値を発信し、多様な人々の交流の場を生み出してきました。12回目となるF/T19では国内外のアーティストが結集し、F/Tでしか出会えない国際共同製作プログラムをはじめ、劇場やまちなかでの上演、若手アーティストと協働する事業、市民参加型の作品など、多彩なプロジェクトを展開していきます。

 オープニング・プログラムでは新たな取り組みとして豊島区内の複数の商店街を起点とするパレードを実施予定の他、ポーランドの若手演出家マグダ・シュペフト(資料)による新作を上演いたします。

 2014年から開始した「アジアシリーズ」は、「トランスフィールド from アジア」として現在進行形のアジアの舞台芸術やアートを一カ国に限定せず紹介します。2年間にわたるプロジェクトのドキュントメント『Changes(チェンジズ)』はシーズン2を上映予定です。

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