企画趣旨

今どきの演劇は大学から生まれる

ー 4大学4作品の上演+学生とOB・OG(若手演劇人)によるフォーラムー
 近年相次いで誕生した大学の舞台芸術系学部・学科。そこでは第一線で活躍するアーティストやスタッフが学生を指導し、さまざまな形で彼らの作品づくりを支援している。
大学が積極的に環境を整え、機会を与え、学生たちはその中で創作に取り組む。あるいは、参加するアーティストたちも、教員であると同時に(むしろそれ以上に)実作者として、本気で学生と向き合う。作ることと教える(教わる)こと、創作と授業、アーティストと学生のあいだに結ばれた新しい関係から何が生み出されようとしているのか。それは、一時代前とは明らかに違うメンタリティに支えられた、新たな才能の育成、演劇の創造なのではないだろうか。
 「演劇/ 大学」では、同時多発的に起こっているこうした動向に注目し、大学と連携しながら、その成果・課題を公開していく。大学の人材育成および創造活動の現状と課題をテーマとした「演劇/ 大学09 春」が、育てる側からの視点を軸にした企画であったのに対し、今回の「演劇/ 大学09 秋」では、育てられる学生の側に着目。教育現場で実際に創作された作品の上演のほか、学生とOB/OGを交えたフォーラムも開催し、演劇創造の現在と未来を探る。

主催:フェスティバル/トーキョー
共催:東京芸術劇場(財団法人東京都歴史文化財団)
協力:桜美林大学、京都造形芸術大学、近畿大学、多摩美術大学