フェスティバル/トーキョーとは

東京都、財団法人東京都歴史文化財団およびフェスティバル/トーキョー実行委員会(豊島区、財団法人としま未来文化財団、特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパン)は、舞台芸術ならではの力やアーティストの豊かな想像力を助けに、強いコミュニケーションやリアルな体験の場をはぐくみ、東京から新しい文化の波を生み出すべく、東京文化発信プロジェクトの一環として、ここに新たな舞台芸術の祭典、フェスティバル/トーキョーを開催する運びとなりました。

記念すべき第一回は、2009年2月26日から3月29日の約1か月間、池袋・豊島エリアにある東京芸術劇場、あうるすぽっと、にしすがも創造舎の3拠点をメイン会場として開催します。世界の最先端から日本のリアルを体現するものまで全19演目、約130公演がフェスティバルを彩ります。このうち半数以上の9演目は新作、うちフェスティバルの製作・共同製作作品は6演目に上り、まさに東京から世界へ向けて、あらたなる創造と発信の大きな第一歩を踏み出すことになります。

また、演目の上演以外にも、多彩な関連プログラムを実施します。池袋西口公園では、地域との協働のもとフェスティバル・ステーションを運営し、ゆるやかな交流の場を出現させるほか、シンポジウムやトークなど関連プログラムも多数実施し、参加者ひとりひとりがフェスティバルという特別の時間を共有できる機会を充実させてまいります。

私たちはこのフェスティバルの開催を通じて、同時代のアーティストの皆様、そしてそこに参加するすべての皆様とともに、次の時代を切り拓く新しい価値の創造に着手し、国際都市トーキョーから世界に向けた創造と発信を推進していきます。

フェスティバル/トーキョー 主催者一同

東京文化発信プロジェクト

東京文化発信プロジェクトとは、東京ならではの芸術文化の創造・発信、芸術文化を通じた子どもたちの育成を目的として、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体等と協力して実施するもので、 演劇、音楽、伝統芸能、美術など様々な分野で文化イベントを展開していきます。
東京は、世界に通用する日本の伝統文化である浮世絵や歌舞伎などをはぐくみ、今も身近に実体験できる都市です。 また近年では、様々なアーティストたちによる文化芸術の創造拠点になっているほか、アニメーションに代表されるポップカルチャーを次々と世界へ送り出しています。
東京が2016年のオリンピック・パラリンピック開催の立候補都市に承認された今、あらためて「文化芸術創造都市」であることを、創造活動とその成果の発信を通じて、国内だけでなく世界に強くアピールしていきます。 ぜひ東京文化発信プロジェクトに参加し、東京文化を体験・創造してみませんか。

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