| 会場 | 江東区某所受付場所:SAKuRA GALLERY(東京都江東区常盤2-10-10-1F) |
|---|---|
| 日程 | 11/12(土) 12:00 / 15:00★ 11/13(日) 12:00 / 15:00★ 受付開始・会場は開演の1時間前 ★=終演後、ポスト・パフォーマンストークあり ※会場の都合上、大きな荷物を持っての来場はご遠慮ください。 ※受付場所からの移動がございます。 |
| 所要時間 | |
| 一般前売 | ¥2,000 (当日+500円) |
| 先行割引 | ¥1,400 |
|---|---|
| 5演目セット | ¥1,600 |
| 3演目セット | ¥1,700 |
| 学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提 | ¥1,300 |
| 高校生以下 ※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示 | ¥1,000 |
マットレスと身体、空間が織りなす都市の横顔
実験精神にあふれた振付家、ダンサーとして注目されるリー・レンシン。その代表作で、「安心」「快適」を象徴するマットレスを用い、パブリックとプライベート、定住と移動といった「空間」をめぐる思索を展開するシリーズの最新作が初演される。会場内の複数の場所に置かれるマットレスとダンサー、立ち会う観客。ダンサーたちとの共同作業はもちろん、東京滞在の経験も経て、生み出された「場」に宿るものとは――。
★=ポスト・パフォーマンストーク ※その公演のチケットをお持ちの方は日時を問わず入場可(ただし終演後) 11/12 (土) 15:00の回 ゲスト リー・レンシン×武藤大祐(ダンス批評家、群馬県立女子大学文学部准教授、振付家) 11/13 (日) 15:00の回 ゲスト リー・レンシン×冨永美保、伊藤孝仁(トミトアーキテクチャ)
ムービー
フォトギャラリー
アーティスト
リー・レンシン
振付家、ダンサー
マレーシアを拠点に活動。フェスティバル・ボム(韓国)をはじめとしたDancing In Place(マレーシア)や、International Young Choreographers Project (台湾)、MyDance Festival(イギリス)といった若手に向けたプロジェクトやフェスティバルに参加している。シンガポールでの活動も多く、これまでにM1 Contact コンテンポラリーダンス・フェスティバル、National University of Singapore Arts Festival、da:ns festivalなどに参加。また、マレーシアのダンスシアターDPACの主催するd’Mothion 国際ダンスフェスティバルにも参加している。
2013年にシンガポールのエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ主催、Lim How Ngeanによるダンスドラマツルギーの指導を受ける。2014年にはアートセンター「リンブン・ダハン」で開催された、マイダンス・アライアンス主催のSoutheast Asian Choreolabに参加。また、同年にKrishen Jit Astro Fundの助成を受け、B.E.D. projectに取り組みはじめる。2016年6月にはドイツのブラウンシュヴァイクで行われたフェスティバル・テアターフォルメンでのフェローシップに選ばれた。
これまでにシンガポールのT.H.E Second Companyや、ニューヨークのLeeSaar The Companyの作品に参加。DPAC Dance Companyのプロジェクトダンサーでもある。 2012年9月、シンガポールのNanyang Academy of Fine Artsからニューヨーク州立大学パーチェスカレッジへ編入し、ダンスで学位を取得。Five Arts Center創設メンバーのひとりであるマリオン・ドゥ・クルーズもマレーシアで最も才能のある若手振付家の一人と、太鼓判を押している。
キャスト・スタッフ
| 構成・演出・振付 | リー・レンシン |
|---|---|
| 出演 | タン・ビーハン、ファイク・シャズワン・クヒリ、リュウ・フイミン、ラオ・ベーチン |
| 技術監督 | 寅川英司 |
| 舞台監督 | 湯山千景 |
| 音響 | 小早川康隆 |
| 音響コーディネート | 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ) |
| 映像 | 冨田了平 |
| 通訳・制作アシスタント | 竹渕有香 |
| 映像協力 | ジャノメミシン工業株式会社 直営東京支店、高橋のらくろード、トイパーク まさみや(五十音順) |
| 宣伝美術 | 阿部太一(GOKIGEN) |
| フロント運営 | 横井貴子 |
| 制作 | 砂川史織、三竿文乃、喜友名織江 |
| インターン | 黒川知樹、籠田博美、福井花 |
| 記録写真 | 青木 司 |
| 記録映像 | 冨田了平 |
| 協力 | 公益財団法人セゾン文化財団 |
| 共催 | 国際交流基金アジアセンター |
| 主催 | フェスティバル/トーキョー | ![]() |
アジアシリーズ vol.3 マレーシア特集
多民族社会の現実に応答する多様な表現
マレー系、中華系、インド系住民などで構成される多民族多言語国家、マレーシア。外資系企業の誘致や、IT、重工業の充実といった経済政策を通じ、積極的なグローバル化を図ってきた同国のリアルな日常、その葛藤とは――。
同時代の演劇、パフォーマンスを紹介する「公演編」とディスカッションやゲームを通じてマレーシアの社会、文化を伝える「レクチャー編」からなるプログラムには、さまざまな民族的バックグラウンドを持つアーティストが参加。建国間もない1960年代生まれのジョー・クカサス、ウォン・オイミンと、高度成長へと向かう70年代後半から80年代生まれのリー・レンシン、ムン・カオ、スリ・リウら、異なる世代のつくり手の眼差しも、マレーシアの現在をより多層的に描き出す。
今回のF/Tのコンセプトは「境界を越えて、新しい人へ」。異なる言語、宗教、生活習慣を持つ民族で構成されたマレーシア社会において、アーティストが抱く課題意識、表現手法は、今、まさにグローバル化が生み出す諸問題に向き合いつつ、多様性のあり方を探る日本の観客とも、深く響き合うはずだ。
アジアシリーズとは?
アジア地域から毎年1カ国を選定し、その国の舞台芸術を中心とするアートを特集するシリーズ。綿密なリサーチを通して知り得た歴史、文化、社会背景を踏まえつつ、現地で活動するアーティストを紹介、さらに多様な言語、文化、身体のあり方を前提とした継続性のある交流を行なう。F/Tではこれまでに韓国(F/T14)、ミャンマー(F/T15)を特集。いずれにおいても、各国のアートシーンを俯瞰しつつ、それぞれの社会のあり方を反映する気鋭のアーティストの作品をキュレーションしてきた。
マレーシアのマルチメディア・アーティストのファイルズ・スレイマンと、現代美術家ロスリシャム・イスマル(イセ)。それぞれのアプローチで都市を捉え、さまざまな地域で先駆的なアートプロジェクトを展開し注目を集める彼らを招き、同国におけるアートシーンやカルチャーの現状について、都市やコミュニティに焦点をあてたトークを開催する。
ファイルズ・スレイマン
1982年プタリン・ジャヤ生まれ。ビジュアル、マルチメディア・アーティスト。マレーシアのマルチメディア大学MMU Cyberjayaで映画とアニメーションを学ぶ。主にアナログな手法を用いながら、デジタル様式も取り入れる作品で、インディーズバンドのミュージックビデオの制作、短編映画のアニメーションの制作、音楽イベントでのVJ、舞台演出など幅広い活動を展開している。日常に溢れる物事を主題として扱い、ライブに近いかたちで様々な作品を手掛ける。ユーモアにあふれた親しみやすい物語や手法の中に、シニカルな社会的なメッセージが込められた作品はマレーシアのアート関係者の中でも高い評価を受けている。Digital Art + Culture(DA+C)フェスティバルのプログラム・ディレクターも務める。
ロスリシャム・イスマイル(イセ)
1972年コタバル生まれ。マラ工科大学卒業。都市コミュニティにおける個人的な経験と大衆文化をもと創作する現代美術家。インスタレーション、ビデオアート、参加型プロジェクトなどその表現方法は多岐に渡る。主な作品にマレーシアの家庭に伝わる料理や伝統をテーマにした「The Lagkasuka Cookbook」(2012)は、英国統治時代に国境が引かれたマレーシアとタイの狭間の地域で生まれた軍隊の食事「マウンテンライス」を、その土地に暮らす祖母の昔の記憶を頼りに、レシピとイラストをまとめ一冊の本にするというアートプロジェクト。またシンガポール・ビエンナーレでは地元の各家庭の冷蔵庫の中身を展示するインスタレーション作品「Secret affair」(2015)を発表し、食を通じて、その土地で暮らす人々やコミュニティ、生活様式や文化を浮かび上がらせる作風で知られている。
聞き手:小川希 (Art Center Ongoing 代表/TERATOTERAディレクター)
1976年神楽坂生まれ。2001年武蔵野美術大学卒。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2002年から2006年に亘り、大規模な公募展覧会 『Ongoing』を、年一回のペースで企画、開催。その独自の公募システムにより形成したアーティストネットワークを基盤に、2008年に吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、同施設代表。また、JR中央線高円寺駅~国分寺駅区間をメインとしたアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』のチーフディレクターも務める。
| 会場 | 東京芸術劇場 アトリエイースト |
|---|---|
| 日程 | 10/22(土) 15:00 |
| 入場料 | 500円(予約優先) |
| 言語 | 英語(日本語逐次通訳付き) |
| 共催 | 国際交流基金アジアセンター |


















当日パンフレット(PDF)










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