フェスティバル/トーキョー16 全プログラム発表
記者会見およびレクチャーのご案内

日本初上陸ポーランドの巨匠クリスチャン・ルパ演出『Woodcutters ― 伐採 ―』等、
主催16演目+連携14演目を上演決定

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記者会見8_30リリース

フェスティバル/トーキョー実行委員会(名誉実行委員長:高野之夫 豊島区長、実行委員長:福地茂雄 公益財団法人新国立劇場運営財団顧問)は、
「フェスティバル/トーキョー16」の主催16演目および連携14演目を発表いたします。

フェスティバル/トーキョー(以下F/T)は、東京芸術劇場をはじめ池袋エリアに集結する文化拠点を中心に行なわれる日本最大級の国際舞台芸術祭です。
第9 回となるF/T16は東京芸術祭2016の一環として開催され、国内外から集結する主催16演目+連携14演目を2016年10月15日(土)~12月11日(日)までの58日間にわたり上演いたします。

つきましては、F/T16とメインプログラム『Woodcutters ― 伐採 ―』をより多くの皆様にお伝えする機会として、
駐日ポーランド大使館、ポーランド広報文化センターのご協力のもと、下記のとおり発表会見およびレクチャーを開催いたしますのでご案内いたします。

なお、ご出席いただけます場合には、e-mailまたはFAX(別紙の返信用紙をお使いください)にてご返送くださいますようお願い申し上げます。

★申込ウェブサイト→ https://pro.form-mailer.jp/fms/9aeee35d104824

 

■F/T16「境界を越えて、新しい人へ」全プログラム発表記者会見

日時: 2016年8月30日(火)14:00~14:50 (受付13:30 )

内容:フェスティバル/トーキョー16概要・メインプログラム説明、質疑応答、撮影

登壇者: ピョトル・ルツキ(演劇学者、ヴロツワフ・ポーランド劇場ドラマトゥルク)

市村作知雄(F/T16 ディレクター)

■レクチャー「クリスチャン・ルパの演劇」

日時: 2016年8月30日(火)15:00~16:00 ※レクチャー後に懇親会を予定しています。

内容:作品映像から読み解くクリスチャン・ルパの演劇作品

講師: ピョトル・ルツキ(演劇学者、ヴロツワフ・ポーランド劇場ドラマトゥルク)

会場:駐日ポーランド共和国大使館 (別紙地図をご参照ください)

主催 :フェスティバル/トーキョー実行委員会

共催 :ポーランド広報文化センター  後援:駐日ポーランド共和国大使館

 

-『Woodcutters 伐採 ―』ポーランドの巨匠が国と芸術のあり方に警鐘を鳴らす。-

■タデウシュ・カントル、ピーター・ブルックにならぶヨーロッパ演劇界「現代演劇界の巨匠」

クリスチャン・ルパの作品が日本初上陸。

■1984 年にオーストリアで実際に起きた話に基づいた小説をポーランドに置き換え、国と芸術のありかたに警鐘を鳴らした作品。

■ルパが仕掛ける退廃的でスタイリッシュな時空間に潜む、痛烈な4 時間20 分。

ロッパ演劇界「現代演劇界の巨匠」クリスチャン・ルパの作品がフェスティバル/トーキョー16でついに日本初上陸を果たします。ルパが生涯にわたって取り組み続けているオーストリアの作家トーマス・ベルンハルトによる同名の小説を翻案・演出した本作『Woodcutters ― 伐採 ―』は、2014 年ポーランド国内の演劇賞を総なめにし、フランス等で上演され、世界的な成功を収め続けた上演時間4時間20分の大作です。

あらすじ:舞台は自殺した女優の葬儀後に開かれた「アーティスティック・ディナー」会場。女優の旧友たちであり、社会に翻弄され芸術的理想を忘れた過剰なエゴにまみれた芸術家たちが集う。友人の弔いをよそに飲み続け、酔って互いの本音を吐露し、辛辣な批判や自虐、激しい怒りをぶつけ合います。

 

翻案・美術・照明・演出:クリスチャン・ルパ 作:トーマス・ベルンハルト

東京芸術劇場 プレイハウス / 10 月21 日(金)~ 10 月23 日(日)計3ステージ

一般前売(全席指定)5,500 円/ 当日6,000 円、学生3,000 円 ほかセット券あり

上演時間:4 時間40 分(途中休憩20 分あり) ポーランド語上演/日本語字幕

製作:ヴロツワフ・ポーランド劇場

特別協力:ポーランド広報文化センター、Propel Performing Arts & Media Co.,Ltd 共催:Culture.pl

 

演出家プロフィール:クリスチャン・ルパ(Krystian Lupa)

演出家、舞台美術家、作家。1943 年生まれ。美術・照明デザインも手がける。物理、絵画、グラフィックや舞台演出を学び、1976 年ムロジェク作『屠殺場』で演出家でデビュー。1980 年代後半からは国立スタリィ劇場で創作活動を行い、主にロシア、ドイツ、オーストリア作家作品の翻案・演出に取り組む。特に舞台化が難しいとされるトーマス・ベルンハルトの戯曲・小説作品の翻案・演出に魅了されるルパは、これまでに、『イマニュエル・カント』、『石灰工場』、『消去』、『英雄広場』等々の上演に成功している。

 

記者会見登壇者・レクチャー講師プロフィール:ピョトル・ルツキ(Piotr Rudzki)

演劇学者。ヴロツワフ・ポーランド劇場ドラマトゥルク。1995年から2000年にかけてデリー大学(インド)で教鞭をとり、現在ヴロツワフ大学准教授。ポーランド現代演劇を専門とし、2013年に出版したヴィトカツィに関する著作では1956年から1989年までのポーランド演劇に関する包括的な視点をもたらした。1994年よりポーランドの演劇雑誌『Notatnik Teatralny(Theatrical Notebook)』の編集委員を務め、クリスチャン・ルパに関する記事も多数執筆している。
-フェスティバル/トーキョー16(Festival/Tokyo 2016)開催概要-

会期:平成28年(2016年)10月15日(土)~12月11日(日)58日間

会場:東京芸術劇場、あうるすぽっと、にしすがも創造舎、池袋西口公園、森下スタジオ ほか

主催 :フェスティバル/トーキョー実行委員会

豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、

アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

・フェスティバル/トーキョー16は東京芸術祭2016の一環として開催されます。