• 2014年11月30日
    フェスティバル/トーキョー14は閉幕いたしました。たくさんの方にご来場いただき、心より御礼申し上げます。

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鴉(からす)よ、おれたちは弾丸(たま)をこめる

date

11月23日(日)~11月26日(水)

venue

にしすがも創造舎

ticket

自由席(整理番号つき) 4,000円(当日+500円)

schedule

11/23(日)18:00
11/24(月・祝)14:00/18:00★
11/25(火)19:30
11/26(水)14:00

★徳永京子(演劇ジャーナリスト)+さいたまゴールド・シアター団員による、ポスト・パフォーマンストークあり
※受付開始は開演1時間前、開場は30分前。

上演時間 70分

蜷川幸雄とあの高齢者劇団が起つ!力強くも切ない革命の詩

 
 2006年の結成以来、演出家・蜷川幸雄のもと、岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、松井周ら個性豊かな現代作家の言葉と格闘し、成長を続けてきた平均年齢75歳の高齢者演劇集団、さいたまゴールド・シアター。5年ぶりの登場となる今回のフェスティバル/トーキョーでは、彼らの出発点ともなった2006年の稽古場発表会でも取り上げられ、昨年のパリ公演でも大きな成功を収めた、清水邦夫の『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』を上演する。
 老婆たちによる体制転覆への試み、社会を背負うべき若者たちへの痛烈な批判は、年齢と経験を重ねた劇団員たちの身体を通して、いっそうリアルに、われわれの胸に迫る。

あらすじ

チャリティーショーに手製爆弾を投げ込んだ罪で裁判にかけられた青年(孫)たちを助けようと爆弾、ホーキ、コーモリ等々の武器を持って裁判所に押し掛けた数十人の老婆たち。看守を爆殺したのち、法廷内を占拠、自分たちの手で、逆に検事らを裁判にかけ始めた彼女たちは、警察による強行突入の警告が流れる中、検事だけでなく、助けるはずだった青年にまで、次々と死刑宣告を行なうが——。

まなびのアトリエ:上映会 11/19(水) 18:00~
さいたまゴールド・シアター 第4回公演『聖地』(作:松井周 演出:蜷川幸雄)

「聖地」
撮影=宮川舞子

高齢化社会への先駆的な取組みとしてはもちろん、優れた演劇作品を送り出す俳優集団としても注目度を高める、さいたまゴールド・シアター。今回フェスティバル/トーキョーでは、香港、パリを含めたワールドツアの一環として『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』を上演する。本公演に先立ち「まなびのアトリエ」では、さいたまゴールド・シアター第4回公演『聖地』(作:松井周 演出:蜷川幸雄)の上映会を行う。

 

【あらすじ】

近未来。安楽死法が施行された日本では、老人は延命医療よりも「最適な死」「りっぱな最期」をのぞむように求められていた。エコロジーという名の下に排除され、それぞれの場所で追いつめられていく老人たち――。

そんな時、ある老人ホームでかつてのアイドル歌手の死亡が報じられると同時に、その死には不審な点が多いことがわかった。元ファンクラブのメンバーたちは彼女の入所していた老人ホームに乗り込み、謝罪を要求するにとどまらず、こんなことを宣言する。

「私たちはここを乗っとることを宣言する。今からここは『聖地』となる」

この声明をきっかけに、全国から行き場をなくした老人たちが『聖地』に集まってくる。

『聖地』は完成するのだろうか?

そして、ここは一体誰にとっての『聖地』なのか?

 

日時:2014年11月19日(水) 18:00~

入場:無料(予約優先)

映像提供:彩の国さいたま芸術劇場、衛星劇場

 

ご予約はこちらから

 

 

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アーティスト・プロフィール

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蜷川幸雄

演出家、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督

1935年埼玉県川口市生まれ。1969年、『真情あふるる軽薄さ』で演出家デビュー。1974年『ロミオとジュリエット』で大劇場の演出を手掛け、以後、日本を代表する演出家として話題作を次々と世に送り出し、世界14ヵ国以上で数々の作品を発表。2006年から彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任し、<さいたまゴールド・シアター>の活動を開始。2009年からは若手俳優育成を目的とした<さいたまネクスト・シアター>の活動にも着手している。

近作にカズオ・イシグロの小説を原作とした『わたしを離さないで』、村上春樹の小説を原作とした『海辺のカフカ』、気鋭の劇作家・前川知大と初タッグを組んだ『太陽2068』など。1992年、エディンバラ大学名誉博士号。2002年、名誉大英勲章(CBE)。2009年、プリマス大学名誉博士号。2010年、文化勲章受章。2013年、第20回読売演劇大賞ならびに最優秀演出家賞受賞。

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場芸術監督蜷川幸雄が率いる、55歳以上の団員による演劇集団。2014年7月現在、63歳から88歳までの39名が所属。2005年11月、蜷川が芸術監督就任後に第一に取り組むべき事業として「年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、身体表現という方法によって新しい自分に出会う場を提供する」ための集団作りを提案したことに始まる。2007年から続々と定年を迎える団塊の世代の動向が社会的な注目を浴び始めた時勢を背景に、蜷川の提案は広くマスメディアで報じられ、2006年2月に団員募集が始まると当初20人の募集枠に1200名を超す応募が殺到。反響は日本にとどまらず、アメリカ・カナダなど海外からもの応募も含めた、条件を満たす全員を蜷川自ら選考した末、55歳から最高齢80歳までの48名によって発足した。

キャスト・スタッフ

作:

清水邦夫

演出:

蜷川幸雄

演出補:

井上尊晶

出演:

さいたまゴールド・シアター、さいたまネクスト・シアター

美術:

中越 司

照明:

藤田隆広

音響:

友部秋一

衣裳:

田邉千尋

ヘアメイク:

佐藤裕子

擬闘:

栗原直樹

演出助手:

藤田俊太郎、塩原由香理

舞台監督:

山田潤一

プロダクション・マネージャー:

山海隆弘

制作:

松野 創・高木達也(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)、十万亜紀子(フェスティバル/トーキョー)

企画・製作:

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

主催:

フェスティバル/トーキョー

このプログラムについてのニュース

マップ

にしすがも創造舎

東京都豊島区西巣鴨4-9-1

TEL: 03-5961-5200

 

都営三田線「西巣鴨駅」A4 出口(エレベーター出口)すぐ。
都電荒川線「新庚申塚駅」徒歩3分

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チケット購入

一般前売開始:2014年9月28日(日)10:00より

先行割引販売:2014年9月20日(土)10:00~27日(土)19:00

8日間限定で、一般前売料金から30%OFF

 

料金:一般前売 自由席(整理番号つき) 4,000円(当日+500円)

一般前売 4000円
先行割引 2800円
ペア 3600円
5演目セット 3200円
3演目セット 3400円
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提示 2600円
高校生 ※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示 1000円

取扱:

F/Tチケットセンター

東京芸術劇場ボックスオフィス、チケットぴあ[Pコード:560-984]、カンフェティ、SAFチケットセンター

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