生命の起源から高度先進医療までを見渡す、現代演劇版「人間/生き物」観察記
アパートの一室で「国家建設」を進める中年の男とその母親の共依存的な関係を描く『自慢の息子』で、第55回岸田國士戯曲賞を受賞したサンプルの松井周。国家や社会を覆う「大きな物語」から、個人の営みに立脚した「小さな物語」まで。人々の「物語」づくりへの欲望とそこで起こる葛藤をつぶさに観察してきた彼が、人類の起源と現代を生きる命をめぐる新作を発表する。参照されるのは、親殺しや近親相姦といったタブーを通じて、個人と社会の関係を描き出したギリシャ悲劇「オイディプス王」。戯曲と俳優、美術や照明とが有機的に絡み合う独自の劇空間の中で、先進医療と生命倫理の問題をも視野に入れた、人間の出自をめぐる新たな「物語」が紡がれる。
助成:
協賛:
三菱自動車工業株式会社
- 松井 周 / サンプル
- 1972年東京生まれ。96年に劇団「青年団」に俳優として入団。その後、作家・演出家としても活動を開始、2007年に劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立する。『自慢の息子』(10年)で第55回岸田...
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一般前売開始:2013年10月5日(土)10:00より
料金:自由席(整理番号付)
一般前売 3,500円(当日 +500円)
学生 3,000円、U18(18歳以下)1,000円(前売・当日共通、当日受付にて要学生証提示)
お取扱い:F/Tチケットセンター(電話/Web)、東京芸術劇場ボックスオフィス、チケットぴあ[Pコード:431-136]、
カンフェティチケットセンター 、PassMarket
◎3演目セット割、学生パス、F/Tパス、ペアチケット対象。
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