5人の女優の身体、語りに映し出される、「起こったこと」と「語ること」との関係、その葛藤と希望
昨年のF/Tでも連続上演され、3.11以後の現実に向き合う問題作として大きな反響を呼んだ、ノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクの『光のない。』シリーズ。その最新作『光のない。(プロローグ?)』の演出に、遊園地再生事業団の宮沢章夫が取り組む。近年は主に現代都市と言語、身体の関係に取り組んできた宮沢が構想するのは、能の形式を媒介に、「起こったこと」(過去)と「それを語ること」(現在)の関係を検証する場をつくること。劇作・演出家、太田省吾との共同作業でも知られる安藤朋子、谷川清美をはじめ、70年代後期以後の日本の小劇場演劇を支える5人の女優の身体、語りに、現実とその表現をめぐるイェリネクの問いが映し出される。
- 宮沢章夫 / 遊園地再生事業団
- 1956年静岡県生まれ。90年「遊園地再生事業団」の活動を開始、『ヒネミ』(93年)で第37回岸田國士戯曲賞受賞。『トータル・リビング 1986-2011』でF/T11に参加。その他、小説、評論など...
- プロフィール詳細へ
- エルフリーデ・イェリネク
- オーストリア出身の詩人、小説家、劇作家。1946年オーストリア生まれ。ウィーンで育ち、ウィーン大学で演劇学と美術史を学ぶ。主な作品に、ベストセラーとなった小説『したい気分』、『欲望』、戯曲『ブルク劇場』、『トーテンアウベルク』、『雲。家。』、『杖、竿、棒』などがあり...
- プロフィール詳細へ
チケット購入
一般前売開始:2013年10月5日(土)10:00より
料金:自由席(整理番号付)
一般前売 4,000円(当日 +500円)
学生 3,000円、U18(18歳以下)1,000円(前売・当日共通、当日受付にて要学生証提示)
お取扱い:F/Tチケットセンター(電話/Web)、東京芸術劇場ボックスオフィス、チケットぴあ[Pコード:431-138]、
カンフェティチケットセンター、PassMarket
◎3演目セット割、学生パス、F/Tパス、ペアチケット対象。
ソーシャルメディア
ソーシャルメディア
Twitterまとめ
Facebook