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本プログラムについて

演出ノート

・日常生活を営む私たちの暮らしを、舞台上に提示。
・真っ直ぐに眺めれば破綻しているように見える構図。
・はみ出していってしまう身体=ノイズと台詞/言葉=メロディによる複合的展開。
・一つの大きな物語ではなく、見続けることで何かしらの像が結ばれる、ポリフォニックな場。
「作家が台本を書いて俳優が役を演じるといった時につきまとう、あの妙な余所余所しさと、僕はどう付き合っていけば良いか。ここ最近、そういった事ばかり考えています。いまだに答えは出ていませんが、俳優は「誰か」を演じなくても、「何か」を演じればいいのであって、その何かが「運動」の場合もあるし、「状態」や「要素」といった場合もある。結果的に、多層的な「関係」がどこかに見えてくる。だからイマジネーションの遠心力みたいなものを、すこし信じてみよう。そう思ったら、とても楽な気持ちになりました。」 伊藤拓

キャスト・スタッフ

作・構成・演出:伊藤 拓
出演者:加藤智之、神藤恭平、速水佳苗、岩﨑小枝子、佐々木峻一、長洲仁美、
坂しおり、辻 智之、新田あけみ/演出助手:高田ひとし/美術:西田 聖/
舞台監督:肥田奈帆美/照明:根来直義 (Top.gear) /音響:佐藤武紀/
広報:マヤグチマサル/宣伝美術:松本久木(松本工房)