11/2(水) 19:00~「なにもない空間からの朗読会」第7夜『日々の、すみか』演出:松田正隆

松田正隆は朗読テキストとして阪神大震災について書かれた詩集『日々の、すみか』を選択、平田満、西山真来が朗読します。会場は池袋駅西口ロータリーに面した古いビルの3F。震災について想いを馳せる一夜となります。お見逃しなく!

『日々の、すみか』
日時:11月2日(水)開演:19:00(開演18:30)
上演時間:約1時間(予定)
会場:のとや3F (東京都豊島区西池袋1丁目19−7)
アクセス:池袋駅西口ロータリーの向かいのマクドナルドがあるのビルの3F
入場:無料・予約不要・自由席
構成・演出:松田正隆
出演:平田満、西山真来
朗読テキスト:季村敏夫『日々の、すみか』
*当日の模様はUSTREAMで配信されます。 
http://www.festival-tokyo.jp/movie/

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過去F/T参加作品はこちら
声紋都市―父への手紙(F/T09春)
HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会(F/T10)


■プロフィール
松田正隆|マレビトの会代表・劇作家・演出家(F/T09春・F/T10 参加)
劇作家、演出家、マレビトの会代表。1962年、長崎県に生まれる。1990年〜1997年まで劇団「時空劇場」代表を務め、劇作・演出を手がける。 1994年『坂の上の家』で第一回OMS戯曲賞大賞受賞。1996年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞受賞。1997年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞受賞。 1998年『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。2000年には京都府文化奨励賞を受賞。劇団解散後、フリーの劇作家として、青年団、文学座、演劇集団円などに作品を書き下ろしている。舞台戯曲の他、黒木和雄監督作品『美しい夏キリシマ』にて映画脚本を手がけ、『紙屋悦子の青春』は原作として映画化されている。2003年8月より「マレビトの会」を結成し、劇作及び演出活動を開始。マレビトの会の主な作品に『島式振動器官』『クリプトグラフ』『声紋都市ー父への手紙』『PARK CITY』『都市日記 maizuru』『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』などがある。現在、京都造形芸術大学 舞台芸術学科客員教授。

■「なにもない空間からの朗読会」について
私たちは何を語ることができるのか?  F/T11を貫くこの問いかけに、過去3回のF/Tに参加したアーティスト有志が応答。「何もない空間から」をコンセプトに、一夜限りの朗読会を、都内各所でリレー開催します。参加するアーティスト10名はそれぞれ、詩、戯曲、小説、あるいは自作のテキストなどを選定。さらに、都市の中に「なにもない空間」を見出し、その場、その時限りの朗読会を作り出します。そこに響く言葉、声、そして身体の力を媒介に、私たちは失われたものに思いをはせ、未来に向けて生み出されるものへと連帯を深めることになるでしょう。
朗読会の様子は、そこに集う来場者のみならず、UST中継によって、この言葉と時間を必要とする人たちに広く届けられることを目指します。
2011年秋を静かに紡ぐ、特別な時間と空間に、ぜひお立ち会いください。

※ 本企画は、過去3回のF/T参加アーティスト有志の協力により、入場無料で開催しております。
ご鑑賞いただいた皆様には、東日本大震災の被災地に向けた募金へのご協力をお願い申し上げます。
集まった募金は全額、メセナ協議会が運営する「芸術・文化による復興支援ファンドGBFund」に寄付し、被災者・被災地を応援する芸術文化活動への支援とさせて頂きます。

http://festival-tokyo.jp/program/Nanimonai/index.html#a03