高山 明Port B(ポルト・ビー)
演出家
1969年生まれ。2002年ユニットPort B(ポルト・ビー)を結成。
演劇を専門としない表現者たちとの共同作業によって、既存の演劇の枠組を超えた前衛的な作品を次々と発表。F/T10では、都市空間の中に任意の「避難所」を設定し、インターネットから観客を都市の現実へと接続する予言的な作品、『完全避難マニュアル 東京版』で話題をさらった。一方、F/T09秋で発表した『個室都市 東京』は2011年5月~6月の「ウィーン芸術週間」に招聘され、ウィーン中心部の公園で240人へのインタビュー映像の撮影、および現地スタッフ・キャストとの国際共同製作に成功し、ドイツ語圏の多くの批評誌などで高い評価を得ている。現実の都市や社会に存在する記憶や風景、メディアなどを引用し再構成しながら作品化する手法は、「来るべきもの」としての現代演劇の可能性を提示する試みとして、国内はもとより海外のフェスティバルや美術展でも大きな注目と期待を集めている。