アーティスト

アーティストについて

ヨッシ・ヴィーラー

演出家

 1951 年スイス生まれ。72年からイスラエルの大学で演劇を学んだ後、80 年よりドイツとスイスの劇場で活動。93 年、オーストリアの現代劇作家エルフリーデ・イェリネクの『雲。家。』をハンブルク劇場で演出し、演劇誌による"同年最優秀作品"に選ばれ、ベルリン演劇祭に招聘される。90 年代半ばよりオペラの演出も開始。シュトゥットガルト歌劇場で『アルジェのイタリア女』『アルチーナ』『ポッペアの戴冠』『ジークフリート』『ドン・カルロ』『ノルマ』他多数の演出を行う。2001 年、ザルツブルク音楽祭に『ナクソス島のアリアドネ』が招かれ、オペラ誌による「同年最優秀オペラ作品」に選ばれる。02 年9 月、ベルリン芸術アカデミーよりコンラート・ヴォルフ賞を授与された他、ヴィーラーとドラマトゥルグのセルジオ・モラビートのコンビは「2002年最優秀演出チーム」に選出されている。日本では97年T.ドルストの『パウル氏』を演出、シアターXで演劇集団円により上演。また05年同じくシアターXにて日本におけるドイツ年の一環として鶴屋南北の『四谷怪談』を演出した。11年のシーズンよりシュトゥットガルト歌劇場の芸術監督を務めている。現在まで数本のイェリネク戯曲を演出し、原作を深く掘り下げた演出は高く評価されている。

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