アーティスト

アーティストについて

ジャン・ミシェル・ブリュイエール

演出家、映画監督、作家、写真家、造形芸術家、グラフィックアーティスト

 1959年生まれ。1990年前後に、国際的なアーティスト集団LKFsを設立し、マルセイユのタバコ工場を改装した巨大文化施設"La Friche La Belle de Mai(ラ・フリッシュ ラ・ベル・ドゥ・メ)"や、ベルリンを拠点に現在も活動している。LFKsは、20年代(ロシアの前衛芸術グループ"La fabrique de l'acteur excentrique"など)や60~70年代の他のアーティスト集団と同様に、現代社会やイデオロギーに対し妥協なき問いを発し、異分野にわたる学術的な空間を創造している。それらは、 "異常さのサロン(living rooms of strangeness)"、"思考の空間(thinking chambers)"、"信心も罰もない礼拝堂(chapels without devotion or punishment)"と名づけられ、観客の身体と意識に深く働きかける。
 LFKsのメンバーには、創設者であるジャン・ミシェルのほか、哲学者で作家のジャン=ポール・クルニエ、作曲家のティエリー・アレドンド、またセネガルの詩人であり、本作『たった一人の中庭』の主役であるイッサ・サムブなど、異なるバックグラウンドを持った専門家が複数在籍している。また、ジャン・ミシェルは、96年から10年間、セネガルの首都ダカールで暮らしており、作品の主題もアフリカを扱ったものやアフリカ人との共同作業が多い。
 数々の国際フェスティバルの中でも独自の地位を確立しており、アヴィニヨン演劇祭には、過去5度 ( 02年、04年、05年、09年、11年 ) にわたり公式招聘されている。

F/T参加プログラム

F/T12 たった一人の中庭

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