身体と言葉の断裂、反射に見出される「冒険物語」のカタチ
現代詩ユニットの活動にも参加する主宰・カゲヤマ気象台の独特な言語感覚を武器に、俳優の発話と身体との連続性を排除した「機械仕掛けのシアター」を構築するユニット、sons wo:。「旅と帰還」をテーマにした本作では、根ざす場所もないまま旅を続けるような私たちの日常生活を、冒険物語の形式で描く。旅の始まりは、現代美術家・小田原のどかが作り出す空間と俳優の身体との出合い。それは、空間と身体、言葉が反射し合う、思考空間への扉でもある。
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- カゲヤマ気象台 / sons wo:
- 1988年静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2008年にsons wo:を設立、主に脚本、演出、音響デザインを手がける。発話や身体から連続性を排除した「機械仕掛けのシアター」を構築しながら、そこ...
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リコメンド
sons wo:の世界は、ちょっと屈折していて、みんなすれ違っていて、どこか挙動がおかしかったりする。 でもなぜか微笑んでしまうような、残酷なのだけれど、救われてしまうなにかがそこには存在する。 坦々と進む時間のなかの微妙で繊細で壊れてる人たちを、ほんのすこしの間、愛してしまうのです。 やはり、みんな、やられているのです。
俳優が一言か二言、言葉を発するのを聞けば、それがsons wo:の演劇だとわかる。 驚異的なまでにユニークな舞台上の体は、けれどそれ自体を目的に鍛え上げられたわけではない。 人間の体とその内側や外側でうごめく言葉との関係についての絶えざる探求が、誰も見たことのない言葉と体の出現を許すのだと思う。
チケット購入
一般前売開始:2013年10月5日(土)10:00より
料金:自由席
一般前売2,500円(当日+300円)、初日割引2,000円ほか
お問合せ:sons wo:
sonswo@gmail.com
http://sonswo.web.fc2.com/
お取扱い:
・3演目セット割、一般前売のみF/Tチケットセンターでの取扱いあり。
・その他、チケットに関して詳しくは、上記お問合せ先までご連絡ください。
◎3演目セット割対象
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