シンポジウム

Symposium

フェスティバル・アップデート
「からだの速度、からだの居場所」

 舞台芸術に限らず、この10年でアートフェスティバルが日本各地にひしめくように生まれ、F/T を取り巻く環境も大きく変化しました。世界各国からの旅行者、移住者も増え、都市・東京を構成する人々の状況も変化しつづけています。F/Tではシンポジウムを、これからの「フェスティバル」や「トーキョー」を考えるためのことばや視点を集め、交換、共有する場と位置づけ、異なる分野の専門家を招き開催します。
 今回のテーマは「からだの速度、からだの居場所」。人や物が絶え間なく移動し、情報も状況も高速で更新され続ける現代において、私たちのからだの居場所はどのようにありえるのでしょうか。
 公共空間で、他者との関わり合いの中で、個々人に適した環境/居場所を整えることに日々取り組んでいる方々が登壇します。

実施概要

日程

10/22(Tue) 14:00

会場 東京芸術劇場 シンフォニースペース
参加費 500円(予約優先)
言語 日本語
時間 120分(予定)
登壇者

鈴木励滋 (生活介護事業所カプカプ所長/演劇ライター)

坪井一菜 (マイクロソフト ディベロップメント株式会社、A.I.&リサーチ プログラムマネージャー、AIりんな開発者)

山﨑誠子 (ランドスケープデザイナー)

司会

長島 確(フェスティバル/トーキョー ディレクター)

河合千佳(フェスティバル/トーキョー 共同ディレクター)

登壇者

鈴木励滋

生活介護事業所カプカプ所長/演劇ライター

1973年3月群馬県高崎市生まれ。97年から現職を務め、演劇に関しては『埼玉アーツシアター通信』『げきぴあ』劇団ハイバイのツアーパンフレットなどに書いている。『生きるための試行 エイブル ・アートの実験』(フィルムアート社、2010年)にも寄稿。師匠の栗原彬(政治社会学)との対談が『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社、2016年)に掲載された。
https://www.facebook.com/kapuhikari/

坪井一菜

マイクロソフトディベロップメント株式会社 A.I.&リサーチ プログラムマネージャー、AIりんな開発者

慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修士課程修了。2014年マイクロソフトディベロップメント株式会社に入社。りんなのプロジェクト立ち上げ当初からプログラムマネージャーとして開発に関わり、りんなのキャラクター付けや会話エンジンの開発、りんなのスキルおよび合成音声の開発に携わる他、対外的なコラボレーション企画も担当。https://www.rinna.jp/

山﨑誠子

植栽家、ランドスケープデザイナー、一級建築士、日本大学短期大学部准教授、GAヤマザキ取締役

手軽に楽しめるガーデニングの提案から、園芸店プロデュース・造園設計・都市計画に至るまで、幅広く植物に関係することに携わる。 また、港区や千葉市等の自治体の景観に関わる審議会の委員も多く務める。主な作品に「京王フローラルガーデンアンジェ」「ワテラス」、主な著書に「新・緑のデザイン図鑑」「最高の植栽をデザインする方法」(エクスナレッジ)、「山﨑流自然から学ぶ庭づくり!」(明治書院)。

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