アジアシリーズ vol.2 ミャンマー特集関連企画 映像上映・トーク決定

アジア地域から毎年1カ国を選定し、その国にフォーカスした特集を組む「アジアシリーズ」。ミャンマーを特集する今年は公演の他に“ミャンマーアートの今”を考察できる基礎講座と、招聘アーティストのティーモーナインの作品を中心としたミャンマー映画特集を開催いたします。
ティーモーナインの長編フィクション映画デビュー作となった『The Monk』(2014)は、シンガポール国際映画祭やロッテルダム映画祭に出品されるなど、世界的に注目を集めており、ミャンマー映画の今を知ることができます。
 


 

ミャンマー基礎知識トークセッション

日時 11月3日(火・祝) 16:00 ※受付開始・開場は30分前
会場 ホテルグランドシティ レストランセゾン
登壇者 田村克己(総合研究大学院大学理事、国立民族学博物館名誉教授)
五十嵐理奈(福岡アジア美術館)

入場料 500円(予約優先。ソフトドリンクつき)

 
ミャンマーの政治や歴史、文化に精通している文化人類学者の田村克己と、ミャンマーを含め東南アジアのアートに関する調査を続けている福岡アジア美術館の学芸員、五十嵐理奈のトークセッションを開催する。社会的な文脈や課題のみならず、人形劇やザッポエといったミャンマーの伝統芸能、そして東南アジアから見たミャンマーアートに触れることで「ミャンマーアートのいま」を考察できる特別な講演となる。
 
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ミャンマー映画特集

(1)映画『The Monk』上映会&トーク

日時 11月18日(水) 18:00 上映後にトークあり ※受付開始・開場は15分前
会場 東京芸術劇場 アトリエイースト
登壇者 ティーモーナイン × アウンミン(脚本家、医者、映画監督)
入場料 500円(予約優先)

パフォーマンスや演劇のみならず、ミャンマーの芸術文化を多角的に紹介する特集上映の第一弾として、ティーモーナイン監督作品で、若い僧侶の葛藤を描いた作品で、国際的に評価を得ている『The Monk』を上映、本作で脚本を担当したアウンミンとともにトークを行う。
国際交流基金アジアセンターのアジア各国から様々な分野の文化人を招へいする「アジア・文化人招へいプログラム」で来日するアウンミンと監督のティーモーナインが日本で揃い、映画の背景や脚本執筆にいたる経緯などを知る貴重な機会となる。
 

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(2)ミャンマー映画3作品上映

日時 11月20日(金)~23日(月・祝)
会場 東京芸術劇場 アトリエイースト
入場料 500円(予約優先)※1枚のチケットで各日2本の映画をご覧いただけます

ティーモーナイン監督による、『The Monk』(2014)と『ナルギス – 時間が止まった時』(2009)の2本、くわえて伝統音楽の録音風景が撮影されたドキュメンタリー映画『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』を連日2本立てで上映。日本ではまだミャンマー人による監督映画作品はほとんど紹介されていないが、現在、映画教育が行われはじめ、映画監督として活躍する人々も増えている。また『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』は、伝統音楽について知れるだけではなく、ミャンマーを訪れたことのない人でも、“ミャンマーのいま”を感じ取れる作品である。
アートシーンのみならず、情勢が大きく変化し、過渡期ともいえる今のミャンマーだからこそ生まれた作品を、東京で目撃する貴重な機会となるだろう。

上映スケジュール ※受付開始・開場は15分前

11/20(金) 18:00『The Monk』
19:45『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』
11/21(土) 13:00『ナルギス – 時間が止まった時』
14:45『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』
11/22(日) 13:00『The Monk』
14:45『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』
11/23(月・祝) 18:00『ナルギス – 時間が止まった時』
19:45『The Monk』

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