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F/T13 全プログラム詳細発表!!

大変お待たせしました、フェスティバル/トーキョー13の全プログラム発表です!!

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↑印象的なイラストはイラストレーター・岡村優太によるもの。池袋の町並みをモチーフに描き下ろしました。
アートディレクション&デザイン:ASYL


第6回目となるF/T13では、11月9日(土)から12月8日(日)までの30日間にわたり、
東京の都市空間の魅力を引き出し、都市を挙げての祝祭感をいっそう盛り上げるフェスティバルを目指します。

F/T13では、従来の「主催プログラム」「公募プログラム」「連携プログラム」に加え、フェスティバルならではの祝祭と出会いを生み出す「オープン・プログラム」を新設。

11月9日(土)の開幕を盛り上げる「F/T13オープニング・イベント」や、東京芸術劇場のアトリウム内には現代美術家・椿昇による巨大オブジェが出現!
そしてF/T12で大きな話題となった一般参加型の群衆パフォーマンス「F/Tモブ」は今年、
F/Tモブ・スペシャル」としてさらにパワーアップ!F/T本拠地・池袋全域の複数箇所で、個性あふれる4名の振付家、音楽家が新鮮な驚きを仕掛けます。

そして注目のF/T13コンセプトは「物語を旅する」
演劇の基本要素であるドラマやフィクションを再び問い直し、同時代の物語の新しいあり方を探求します。


 ◆プログラム・ディレクター相馬によるコンセプト全文はこちら 

F/Tならではの新しい価値を創造・発信する「主催プログラム」では、古今東西の古典戯曲や神話などを今日的な文脈で捉え直す作品や、
社会状況の変化に対応した新たな語りの形式を探求する作品を多数製作・上演します。

 ――コントロール不能な現実や語り得ない歴史の経験を乗り越え、再び世界を構築するためのフィクションの力を再考する

『ガネーシャ VS. 第三帝国』バック・トゥ・バック・シアター 
『オーバードーズ:サイコ・カタストロフィー』シアタースタジオ・インドネシア
『石のような水』作:松田正隆、演出・美術:松本雄吉
『現在地』チェルフィッチュ

――ギリシャ悲劇から近代戯曲、日本の古典戯曲に至るまで、古今東西に存在する「物語」の拡張性を引き継ぎ、発展させる

『永い遠足』サンプル

――歴史やイデオロギーなど、近代社会で人間が生み出してきた「大きな物語」に抗する匿名の「小さな物語」を紡ぎ直す

[ラビア・ムルエ連続上演]
『33rpmと数秒間』作・演出:リナ・サーネー、ラビア・ムルエ
『雲に乗って』作・演出:ラビア・ムルエ、共同演出:サルマド・ルイス
『ピクセル化された革命』監督:ラビア・ムルエ 

 [F/T13イェリネク連続上演]
『光のない。(プロローグ?)』演出・美術:小沢 剛

――「物語を語る」という行為そのもの、語ることの可能/不可能性の追究

・『The Coming Storm─嵐が来た』フォースド・エンタテインメント

――物語を生成する「都市」の潜在力を浮かび上がらせる

『100% トーキョー』リミニ・プロトコル


さらに、アジアの若いアーティストをサポートし、紹介する『公募プログラム』
4回目となる本年は、アジア全域・計137件の応募の中から選ばれた国内4組、海外5組、計9組が競演します。
また全作品を対象に、新しい価値を創造する作品を顕彰する「F/Tアワード」も引き続き開催(12月8日に決定)。審査員の顔ぶれも発表しております。

今年も様々な演目、企画が目白押しのF/T13。 30日間という期間のなかで、世界の最先端の表現を数多く味わうことのできるまたとない機会です! 

◆スケジュールはこちらから確認いただけます。

チケット一般前売開始は10月5日(土)10:00より。
チケットの詳細については9月上旬に本ウェブサイト上にて発表予定です。

ぜひ、劇場で、そして池袋を中心としたF/Tがひろがる街で、フェスティバル/トーキョー13を体験してください!
  • by F/T13スタッフ01
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  • 2013年8月28日