【Daily dialogue】Vol.3第1回森山ゼミ 松田正隆さんと考えた演劇のリアリティ

演劇史を現在の舞台芸術にどう接続していくかを考えるゼミ形式のダイアローグ企画『森山ゼミ』が10月30日、東京芸術劇場・F/Tインフォメーションで行われました。講師は、演劇評論家で、京都造形大学舞台芸術学科の森山直人教授。初回のこの日は、『第1回 演劇はなぜ〈リアル〉なのか―領域横断的なアプローチのために』と題して講義を行い、19世紀末から現代にいたる舞台芸術史を俯瞰しながら演劇のリアリティについて資料を元にレクチャーした後、後半ではマレビトの会代表でF/T参加アーティストでもある松田正隆氏を招き、実際の制作過程を追いながら演劇的リアリティとは何かを問いかけました。



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【Daily dialogue】Vol.2 芸術と政治について考えたグラーツのキャンプを報告

この秋、世界中が注目した芸術と政治を巡る24時間7日間のノンストップマラソンキャンプに日本から唯一参加したパフォーミングアーツ・ジャーナリストの岩城京子さんと、韓国から参加したF/Tアジア事業コーディネーターのイ・スンヒョウさんが10月29日、東京芸術劇場・F/Tインフォメーションにて緊急報告討議を行いました。冒頭岩城さんは「単なる報告会ではなく、日本ではタブーに近い『政治と芸術の良好な関係性』についてさぐる契機になれば」と語り、キャンプの趣旨や一日の過ごし方から始まり、キャンプ参加のアーティストとアクティビストの差異を目の当たりにした経験から、アートが持つ政治的な可能性について言及し、考察を深めました。

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【Daily dialogue】vol.1 ブログキャンプ始動!!

F/Tダイアローグ企画「Blog Camp in F/T」が、オープニング翌日の28日(日)から始まりました。閉会まで毎週日曜日、参加メンバー12人と研修生1名が集まり、舞台芸術に対し批評的、分析的、創造的に立ち向かう視点を発見するためのウィークリー・ミーティングが行われます。

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