執筆者プロフィール

江口正登(えぐち まさと)

1978年福岡県北九州市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程、日本学術振興会特別研究員。専攻はパフォーマンス研究、表象文化論。第二次大戦以降のアメリカ合衆国を主要なフィールドとしつつ、演劇性・上演性の問題を領域横断的に研究している。批評・論文=「なぜ彼/女らが行うのは報告ではなくその表象なのか――「晒される」ものとしての俳優達」(F/T10 劇評コンペ応募作品)、「〈劇場〉の不可能性と〈演劇〉の不可避性」(『REPRE』12)。




小澤英実(おざわ えいみ)

文化批評家、翻訳家。専門はアメリカ文学・文化。東京学芸大学准教授。主な著訳書に『幽霊学入門』(新書館・共著)、エドワード・P・ジョーンズ『地図になかった世界』(白水社・12/21刊)、トム・ルッツ『働かない――怠けものと呼ばれた人たち』(青土社・共訳)など。第二期『舞台芸術』(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター)にて演劇時評を担当。




高橋彩子(たかはし あやこ)

演劇・舞踊ライター。早稲田大学大学院文学研究科(演劇学)修士課程修了。第10回日本ダンス評論賞第一席。『音楽の友』にてダンス公演紹介欄の執筆を担当しているほか、『AERA』『レプリークBis』『シアターガイド』『ダンツァ』『エル・ジャポン』『フィガロ・ジャポン』などの雑誌や、演劇・舞踊の公演パンフレットなどに寄稿している。




福嶋亮大(ふくしま りょうた)

1981年生まれ。文芸評論家、中国文学者。現在は京都大学文学部非常勤講師。現代の消費文化の諸相、及びその東アジアにおける拡散を研究テーマとする。著書に「神話が考える――ネットワーク社会の文化論」。その他「ユリイカ」「思想地図」「新潮」などに論文を寄稿。



堀切克洋(ほりきり かつひろ)

1983年生まれ。演劇研究・評論。東京大学大学院博士課程、早稲田大学演劇映像学連携研究拠点研究助手。共訳に『ヤン・ファーブルの世界』(論創社)、共著に『北欧の舞台芸術』(三元社)。F/T09劇評コンペで優秀賞(「『本物』はどこにあるのか-『Cargo Tokyo-Yokohama』評」)。最近の劇評に「重層的なテクスト、声、記憶―クリスティーヌ・ルタイユール演出『ヒロシマ・モナムール』」、「いつか、トーキョーを離れるために―Port B『Referendum―国民投票プロジェクト』」など。

  • 2011年12月06日