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F/T11公募プログラム 「F/Tアワード(仮称)」審査員発表!

現在オンラインエントリー受付中の「F/T11公募プログラム」。対象地域をアジアに拡大し、昨年12月の公募開始以来、国内はもちろん韓国、中国、タイ、インドネシア等、アジア各国からたくさんのご応募を頂いております。
そして、次回F/T公募プログラムから新設されるもうひとつの柱、「F/Tアワード(仮称)」。F/T11公募プログラム内で上演される作品のうち、新しい価値の創出に取り組む優秀な作品に授与され、受賞者は翌年以降のフェスティバルに招聘されます。
本日発表する「F/Tアワード(仮称)」審査員は次の5名です!

<F/T11公募プログラム アワード審査員>

内野 儀 Tadashi Uchino
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1957年生まれ。演劇批評家・東京大学総合文化研究科教授。専門は日米現代演劇。表象文化論学会理事、神奈川芸術文化財団理事、セゾン文化財団評議員。米国のパフォーマンス研究学術誌"TDR"(MIT Press)編集委員。主な著書に『メロドラマの逆襲―<私演劇>の80年代』、『メロドラマからパフォーマンスへ―20世紀アメリカ演劇論』"Crucible Bodies" 等。




鴻 英良 Hidenaga Otori
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1948年生まれ。演劇評論家。専門はロシア芸術思想。ウォーカー・アート・センター・グローバル委員、国際演劇祭ラオコオン芸術監督、舞台芸術研究センター副所長を歴任。
著書に『二十世紀劇場―歴史としての芸術と世界』、共著に『反響マシーン―リチャード・フォアマンの世界』他、訳書にカントールの『芸術家よ、くたばれ!』、タルコフスキー『映像のポエジア』など多数。また『シアターアーツ』第一期編集代表、『舞台芸術』(1〜10号)編集委員を務めた。




ハンス=ティース・レーマン Hans-Thies Lehmann
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1944年ドイツ生まれ。演劇理論家/批評家。ドイツ語圏における現代演劇研究の第一人者。フランクフルト大学教授。また、世界各地の大学にて客員教授を務めている。1999年に発表された演劇理論書『ポストドラマ演劇』は現在18ヶ国語に翻訳され、世界の演劇潮流に多大な影響を及ぼしている。また前任のギーセン大学応用演劇学科からはリミニ・プロトコルやルネ・ポレッシュなど多くの才能が輩出され、教育者としても高い評価を受けている。






松田正隆 Masataka Matsuda
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1962 年生まれ。劇作家・演出家・京都造形芸術大学舞台芸術学科客員教授。
90 年、京都を拠点に時空劇場を結成。長崎弁を用いたせりふ劇『紙屋悦子の青春』『坂の上の家』『海と日傘』の長崎三部作で一躍注目される。96年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞を受賞。97年劇団を解散、劇作家専業を経て、2003年にマレビトの会を結成。
近年の主な作品に『声紋都市-父への手紙』(09年)、『PARK CITY』(09年)、『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』 (10年)などがある。



相馬千秋 Chiaki Soma
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1975年生まれ。F/Tプログラム・ディレクター。NPO法人アートネットワーク・ジャパン所属。主な活動に東京国際芸術祭「中東シリーズ04-07」、横浜の舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」設立およびディレクション(06年-10年)、フランス文化政策研究など。
最近では都市空間に演劇をインストールするプロジェクトをプロデューサー・ドラマトゥルクとして積極的に展開している。






オンラインエントリー締め切りは1月23日(日)24時。
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